結婚指輪と婚約指輪の違いって何?
結婚をするときは、婚約指輪と結婚指輪の購入を検討する人も多くいますが、その違いがよく分からないという人もいるしょう。
ここでは、そもそもの違いや購入する際の費用相場の違い、そしてデザイン選びのポイントについて紹介します。
そもそも婚約指輪と結婚指輪は何が違うのか
まず「婚約指輪」とは何かというと、これはカップルが婚約したときに、男性の側から女性に対して贈る指輪のことを指します。婚約には、結婚と違って法的なルールが設けられていないこともあり、指輪を贈ることで2人の婚約を正式なものにするという意味合いを持っているものだと言えるでしょう。
日本においては、古くから結納という婚約のための儀式がおこなわれており、当然のことながら昔は指輪を贈る習慣はありませんでした。
しかし最近は、結納をおこなう場で指輪を披露するというケースや、結納をしない場合でも両家の顔合わせの席に指輪を用意するカップルも多くいます。このように指輪というのは、婚約を正式におこなうことをしっかり確認するといった意味合いがあるのですが、結婚に向けてカップルの気分を盛り上げるという役割もあると言えるでしょう。
歴史的にみると、婚約時に指輪を贈る習慣が始まったのは古代ローマ時代だとされており、指輪を贈ることは婚約の成立を意味するものでした。当時の女性は、婚約をしたら純潔を守らなければならない義務を課されていたため、破ると法律で裁かれることになっていたようです。
日本で婚約時に指輪を贈る習慣が始まったのは第二次世界大戦後の昭和30年代からと言われているので、比較的新しい習慣だと言えるでしょう。
一方の「結婚指輪」とは、結婚したことを証明するための指輪であり、夫婦の両者が身につける指輪になります。こちらは、結婚式が終わった後も日常的に身につける人が少なくないということも大きな特徴になります。
結婚時の指輪は、これから夫婦一緒に人生を歩んでいく決意を持つという意味があるほか、日常的に身につけることによって相手といつも一緒にいることを感じられるといった意味もあるでしょう。この指輪の歴史は、9世紀に、指輪が結婚の証になることをローマ法王が認めたことが始まりだとされています。
そして11世紀の文献には、結婚式の場で男女が指輪を交換するという儀式がおこなわれた記録が残されています。日本では、文明開化の時代だった明治時代から取り入れられるようになったと言われているため、婚約時の指輪より半世紀も前から歴史があるということになるでしょう。
購入するときの費用相場の違いについて
婚約指輪や結婚指輪を購入するとき、一番気になるのはどれぐらいの費用が必要になるのかということかもしれません。まず婚約時の指輪を購入するときの費用相場については、ある調査によると30万円程度が平均だとされています。
これは20代の場合だと給料1カ月分かそれ以上に相当する金額なので、かなり高額だと言えるでしょう。しかしこの金額はあくまでも全体の平均であるため、10万円より低い費用で済ませている人もいれば、100万円以上というかなり高額な費用をかける人もいます。
婚約時の指輪は給料3カ月分かかるといったことを耳にしたことがある人もいるかもしれませんが、実際にはそうではなくて、さまざまな価格帯のものが選ばれています。そのため、平均30万円や給料3カ月分の費用を用意するのは難しい場合でも、無理なく購入できる価格帯のものがあるということを知っておくとよいでしょう。
一方の結婚時の指輪を購入するときの費用相場については、夫婦の合計で25万円程度というのが相場になっています。これは婚約時の指輪よりも低い相場ですし、2つの指輪でこの価格なので、1つあたりだとさらに低い価格になるということです。
そして結婚時の指輪の場合も、価格帯に大きな幅があるため、中には5万円より低い価格で購入する人もいます。さらに、結婚時の指輪というとダイヤモンドをあしらったものを選ぶ人もいますが、ダイヤモンドが使われたものは相場よりも高額になる傾向があると言えるでしょう。
また婚約時と結婚時の指輪は、両方購入するのが常識だというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、そうでないケースも案外多いと言われています。指輪というのは、先ほども紹介したように高額になってしまうということもあり、結婚時の指輪だけを購入する人や、どちらの指輪も購入しないという人もいます。
割合としては、両方購入する人は全体の半分程度ですが、結婚時の指輪だけ購入する人も4割程度いると言われているのです。そのため、必ずしも両方購入しなければならないというわけではないと言えますし、予算の都合などに応じて考えればいいということが言えます。
しかし指輪にはさまざまな価格帯のものがあるため、高すぎて購入をあきらめている場合でも、一度ショップに足を運んでみて価格を比較検討してみるのもよいでしょう。
デザインを選ぶときのポイントについて
指輪を選ぶときは、費用がどれぐらいかかるかということ以外にも、どんなデザインを選べばいいかということも気になるところでしょう。
まず婚約時の指輪は、日常的に身につけるというよりも、お祝い事などのフォーマルな場で身につける人も多いため、その場合は華やかな傾向にあるものを選ぶとよいと言えます。しかし逆に、普段から身につけるつもりでいる人の場合は、華やかなものよりもシンプルなデザインを選んだほうがよいでしょう。
日常的に身につける場合は、派手なデザインだと立て爪が施されていたりして服に引っかかりやすくなることもあるため、避けたほうがよいと言えます。ですがフォーマルな場だけで身につけるのであれば、服の引っかかりなどを気にする必要がないので、比較的派手なものでも問題ないでしょう。
一方の結婚時の指輪は、日常的に身につける人も多いため、その場合はシンプルなものを選ぶとよいと言えます。先ほども説明したように、派手なデザインだと引っかかりが気になることがあるため、日常使いの指輪はシンプルなほうがいいということです。
それに、派手で華やかなデザインのものは、毎日身につけているとデザインに飽きてしまうことが多いということも理由として挙げられます。しかし、あまりにもシンプルなものでは味気ないという人や、少しだけ華やかなものがいいという人もいるかもしれません。
そういう場合は、全体的にはシンプルながら、ワンポイントだけアクセントを加えたようなデザインのものを選ぶとよいでしょう。あるいは、男女で少しだけデザインを変えることができるものもあるため、女性のほうだけ少し華やかなデザインにするという方法もあります。
さらに、指輪選びをするときは、婚約時と結婚時の指輪を重ね付けすることを前提にして選ぶのもポイントになります。普段は結婚時の指輪しか身につけない場合でも、フォーマルな場では婚約時の指輪と一緒に身につけるというケースもあるからです。
そのため重ね付けを前提とするのであれば、同時に身につけたときに違和感がないよう、デザインに統一感を持たせるとよいでしょう。
「婚約指輪」は婚約を正式なものにするために男性が女性に贈るものですが、一方の「結婚指輪」は結婚を証明するために夫婦で身につけるものになります。購入するときの費用相場について婚約指輪は30万円程度で、結婚指輪は夫婦合わせて25万円程度になりますが、価格帯には大きな幅があるためさまざまな価格のものから選ぶことが可能です。
指輪を選ぶときは、日常的に身につける場合はシンプルなもの、そしてフォーマルな場でしか身につけない場合は華やかなものを選ぶとよいでしょう。
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